代表挨拶


三寒四温、少しずつ春が近づいて参りました。皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申しあげます。
この度、私ども「なかの里を紡ぐ会」は特定非営利活動法人(NPO法人)として東京都より認証をいただき、先日、法務局へ登記の申請を済ませました。
これまでたくさんの方々にお力添いをいただきましたことを心より御礼申し上げます。

私たちは中野区に『ホームホスピス』を創ろうと有志が集まりました。
『ホームホスピス』とは、人生の最終章を迎えた方たち5人程度がともに暮らす「第二の我が家」です。

今後、都心部はますます一人暮らしの高齢者や高齢夫婦のみの世帯が増え、孤立や老々介護など多様な問題が懸念されています。私たちは、長年中野で暮らしてきた方が高齢や病気になっても、最期まで住み慣れた中野で人の温もりに包まれて、安心して暮らすための「居場所」づくりに取り組みます。私たちはこの「居場所」を心が還りたいと願う場所、その方をあるがままに受け止める場所であるようにと想いを込めて「里」と呼んでいます。

基幹事業となる『ホームホスピス』にはなじみの介護者が24時間いつも傍にいて、自由に自分のペースで生活し、出来るだけ美味しいものを口から食べ、安心して眠ります。地域にも開かれ、地域の方々も時々お茶を飲みに、そしてボランティアとして訪れます。『ホームホスピス』はこうした普通の暮らしと お一人お一人の人生の物語を大切にし、最期まで精一杯生きていくことを支えていく「家」です。

私たちは「いのちは最期まで輝く」ことを信じ、医療や介護の専門職の方々と連携し、地域の方々と共に、「老い」や「死」をおおらかに受け止める地域づくりを目標として活動して参りたいと存じます。
どうぞ、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。また、是非、会員として当法人の活動にご参加いただき、共に歩めれば有難く存じます。

tomitamakiko

2015年2月1日
理事長  冨田眞紀子